貴方に人生を捧げる

このままでいいの？

言っちゃった。
あぁ、ばかしちゃった。
あたしはいったあと、すぐに電話をきった。
「こうき、あたしはハルにどんな顔をすればいいの？」
「普通にしろ。じゃあ、行こう。」
あたしは普通にしようとするが顔が拒否して下をむいてしまう。
「知里、大丈夫？」
「あ、うん。」
みんながいるベンチに座り、平常心を保った。
「和田、義也のメアドある？」
「ない、そうだっ。義也、うちにメアドちょうだい！」
「やだ。」
何だと…！！
（スポッ）
あたしは、義也から携帯を奪った。
「おい、あげるから返せ。」
「やぁだよっ。」
あたしと義也でおいかけっこをした結果、義也がすんなりメアドを渡した。