新しい道

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「和田、竜之介と仲良いよな。」 「あたしは嫌いだがね♪」 好きなわけないし…。彼女おるし。 「じゃあ、俺ら時間だから。」 「バイバァイ。」 ゆきとはるさが部屋の外まで送ったがあたしはやんない。 だって、けいがいるもん。 ずっとあたしと会話を交わさなかったけい。嫌いなの? けいには……嫌われたくない。 「よし、帰るか〓」 「うん。じゃあ、バイバイ☆」 疲れた疲れた。 (リンリン) 自転車の音が聞こえたから振り向くと竜之介がいた。 「待てよ。」 「疲れたの。」 あたしは、無視して帰るが竜之介がチャリをおいて走ってきた。 「キャッ!」 見ればあたしは竜之介に捕まってた。 「離してよ。」 「明日、必ず来いよ。」 「…うん。」 あたしが竜之介を振り払ったら
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