第1章

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チュンチュン スズメがさえずる・・・ 「隼人~!!早く起きなさい!!遅刻するわよ~」 「ふわぁ~い・・・今何時だ?げっ!もう8時じゃん!!」 隼人は急いで仕度する。 「なんでもっと早く起こしてくれないの!!」 「起こしたわよ!12回!」 「どっから出てきたその数字・・・っと遅刻だ。いってきます!!」 隼人は急ぎ足で家を後にしようとする。 「朝ご飯食べて行きなさい!!」 「時間がないんだってば~」 「しょうがないわね・・・隼人!口開けなさい!!」 「?」 ブン~!! 「ハグっ!?」 母は目玉焼きの乗ったパンを隼人の口に投げ込んだ。 「いってらっしゃい」 「びっべびばす(いってきます) パンを口に含みながら家を後にした。
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