第1章

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「あっ、お~い隼人!!一緒に帰ろうぜ~・・・って、あれ?君は?」 佐原に目を向ける桐生。 「あちゃ~badタイミング・・・」 ・・・・・ 桐生は隼人に近づく。 (誰だよあのモデルみたいな女の子・・・まさか、お前の「これ」じゃないよな・・・!?) 小指を起てる桐生。 (小指を起てるなバカモノ!!俺らのクラスの転校生、佐原南さんじゃないか) (ああ~そういやそうだ) 「何、ひそひそ話ししてるの?」 「えっ、ああ~いや~その、ただ、腹減ったな~と。なっ、隼人!!」 「そっ、そう!!もう腹ぺこ!」 慌てふためく二人 「そう・・・」 コクリと頷く佐原。 ・・・・・ 長い沈黙をやぶったのは・・・ クゥ~ 腹の虫だった。
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