第4話~結城と悠奈Ⅱ~

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私が目をつぶると、ガンていう音がした。 そろりと、目をあけると……。 「あっ葉山さん!」 「はぁ、良かった!間に合った」 「何で?」 「ん?沙羅から、連絡来てね」 「……」 「悪かったね!うちの馬鹿が変な事しようとして……」 結城さんは葉山さんに殴られていて、下に倒れていた。 私の瞳からは大粒の涙が流れていた。 別に怖くなんかないのに。 それから、しばらくして結城さんは毎日のように私に謝りに来ていた。 私は許してもよかったけど、沙羅ちゃんがダメって言うから、なかなか許してあげれなかった。 それからしばらくして、流石に可哀想だから、沙羅ちゃんを説得した。 結城さんがお詫びにって奢ってくれた。 私と何故か沙羅ちゃんにまでジャンボパフェを。 「悪いな、結城。いただきます」 それから、結城さんは私の前に毎日のように顔を出した。 前みたいに手を出そうとするんじゃなくて、ただ、私に会いに来てくれてた。 それからしばらくして私は、結城さんに遊びに誘われた。
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