第6話~結城と悠奈Ⅳ~

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それからしばらくして、私がいつものように溜まり場へ向かうと。 「莉音(リオン)ちゃん!?どうしたの?」 私を慕っている1人の莉音ちゃんが大怪我をしていた。 「悠奈!大丈夫だよ!」 「じゃなくて、どうしたのさ!その怪我……」 「ん?何でもないよー」 「何でもないって、そんな怪我なのに……」 「悠奈ー、コンビニ行かないか?」 「へっ?」 「私、お腹空いたから付き合って……」 そう言って、私を沙羅ちゃんは連れ出す。 そして、結城さんと遊びに行くように行ってきた。 沙羅ちゃんが、こういうときは理由があるから、私は素直に従う。 私は着替えると、結城さんの待つコンビニに向かう。 「ごめんなさい!待ちました?」 「いや、待ってないよ!」 「じゃあ、結城。俺は戻るな?」 「あぁ……」 私て結城さんは町中へ消えて行った。 「流石にこんな時間にうろつくと警察がうるさいよね~」 「カラオケかファミレス行きます?」 「いいねぇー」 しかし私は、男を……結城さんを甘く見ていた。
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