139人が本棚に入れています
本棚に追加
――なんか、目の前が真っ暗だった
小人の里を出てきて、すぐに、雪村春菊(ゆきむらしゅんぎく)はそう思った。
どこだろう。
なんでこんなに暗いんだろう。
今は昼間だしな……。
などとばかり考えていると、春菊の視界が徐々に鮮明になっていく。
暗闇になれるという感じではない、少しずつ、明かりが入りこんで行くのだ。
目を凝らして見てみる。そう言えば、甘い香りがするのは気のせいではないようだ。
視界が開けてきた頃、ようやくわかってきたかもしれない。
真っ白な二本のほっそりとした足。
その先に見える可愛らしい黄緑のパンティ。
「あ、スカートの中だ……」
ようやく気づいた、その場所は、女の子のスカートの中でした。
最初のコメントを投稿しよう!