第2話

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「逞馬が寝坊?珍しいね」 と、蒼空が驚くのも当たり前。 なぜなら、俺は比較的朝が得意だから。 「…まあ、ちょっとな」 さらに昨日の出来事を思い出し、幸せに浸ってぼーっとしている俺を不思議に思ったのか、 「なに、いいことあった?」 さすがは長く一緒にいるだけある。 俺は昨日の出来事と、彼女ができたと報告した…ら、 「え、逞馬に彼女!?ほ、ほんとなのか!?」 と、いきなり大声を出す蒼空。 周りからの視線が痛くて蒼空を睨んだら、少しだけ静かになった。
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