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これが由梨絵達の仕業だと気付くのに、そう時間は掛からなかった。
私が呆然と立ち尽くしていると、教室が騒がしくなった。
由梨絵達が来たのだ。
「紗菜ちゃん!!
今日から仲良くしようね☆」
口元は笑っているのに、目は笑っていない由梨絵に話し掛けられた。
背筋が凍った感覚に陥った。
この日から今日までの約2年間、私はずっと由梨絵達から酷い仕打ちを受けるコトになった…
それと同時に、私には友達も居なくなった。
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