狂った時計と、はかない願い。

時計

カチッカチッカチッ…………

いつの間にか狂った、時計の音が耳につく。

私は、布団を深く被り直した。

……………

時間はなかなか進まない。

腕だけを布団の外に伸ばし、
携帯を布団の中に引き込んだ。

（はぁ…、学校行かなきゃな……）
私は諦めて、布団から這い出ることにした。

あの時計が、正しい時間を指していたのはいつまでだろう。。