ともだち

恋愛相談

「黒澤ぁー
きいてきいて、昨日有崎にメールしたぁ」

宮河梨緒。

私は有崎圭太が好きです。

「そうかっ
一歩彼女に近づいたな(笑)」

私の恋愛相談を聞いてくれる男子

黒澤雷都。

「彼女なんてむりやわぁー」

「そうかもなっ(笑)」

「えっひどぉ
ちょっとくらい否定してくれたっていいのに」

膨れっ面になるわたしをみて黒澤はお腹を抱えて笑う。

「うそ、うそ
お前やったらなれるって」

「なれるかなぁ？」

「おう!!!」

私は1日1回は黒澤と話す。