出発の朝

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「う~ん。朝かぁ。」 今日の朝は何とも清々しく、小鳥がチュンチュン鳴いていた。 「よし。行くか。」 俺は兜と鎧を身に付け、暗黒剣を腰の剣入れにさし、城通路階段下に向かうため、部屋をあとにした…。 さすがに早朝。まだ誰もいない。兵は変わりばんこで外をみはっている。どんだけ大変なんだよ 俺は城通路階段下に到着した。 「カイン!!」 「……。おはよう。セシル。」 カインは少し考え事をしてたのか少し遅れて返事した 「どうした?カイン」 「何もない。さぁ出発だ。」 「ああ。」 俺たちは城門をあけた。外には多くの兵がレッドカーペットの横にずらりと並んでいた。 俺たちは兵に見られながら、城をあとにした…。
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