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二人は王の間を追い出された後、複雑な表情をして歩き始めた
「……」
「……」
「すまなかったなカイン。お前まで巻き込んでしまって。」
「気にするな。俺も陛下に言いたいことが言えてスッキリした。」
「そうか。ならよかったん。」
「ああ。セシル、出発は明日の早朝だ。朝05:00に城通路階段下に集合だ。」
「ああ。分かったよ。じゃあ明日な。おやすみ。」
「ああ。また明日。」
二人はそれぞれ自分の部屋へ向かった
俺は部屋で悩んでいた
「陛下は…一体どうされたのだ?」
「俺には…よくわからない…。」
ドアの叩く音がしてローザが入ってきた。
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