1人が本棚に入れています
本棚に追加
「セシル…大丈夫?」
「ああ。心配かけてすまない。」
「明日の朝よね…。私も一緒に!…」
「駄目だ。」
俺は話をさえぎって言った
「危険だ。君は城に残るんだ。」
「でも…。」
「君は安全なとこで待っててくれ。必ず戻ってくる。」
「分かったわ。……無事に帰ってきてね…セシル…。」
「ああ。ありがとう。おやすみ。」
「うん…。おやすみ。」
ローザは力無く言い、部屋をでていった。
「さぁて。寝るか」
俺は兜をとって机の上に置き、布団を顔までかぶり、深い眠りについた…。
最初のコメントを投稿しよう!