0人が本棚に入れています
本棚に追加
三人の宇宙飛行士。
天海 正吉（ｱﾏｶﾞｲ ｼｮｳｷﾁ）
飯島 センタ （ｲｲｼﾞﾏ ｾﾝﾀ）
佐々木 慎三 （ｻｻｷ ｼﾝｿﾞｳ）
三台の大きなモニターに、彼らが１人ずつ映っている。
司令官席にいる白髭の男が言う。
「君たちに調査して欲しいのは、木星にあるという新たなエネルギー源だ。たった10グラムで旅客機をこの国から遠く離れたブラジルまで飛ばすことが出来る。そんな夢のようなエネルギー源…Σ（しぐま）をどうか見つけて欲しい。」
「ふふっ…任せて下さい。我々が出来ないことなど…料理と洗濯と掃除ぐらいです。それさえなければ三人とも完璧な人間です。」
「取りあえず生活出来ないな……しかし、そんなズボラなお前たちの世話をするスーパーハイテクロボットを用意した。____マウジーさん２２００だ。まあ、使っていればそのうち何となくわかってくると思う、…健闘を祈る……。」
「はい。」
「はい！」
「はい…。」
最初のコメントを投稿しよう！