――全てを終わらせる為に――

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ハンク… いい人だった… 俺はまた守れなかった、何がガーディアンだよ。 くそ!! 兵士達が銃を構え始めた。 無駄な事だよ、銃ではメーカー族は殺せない、メーカー族は生まれながらに星の加護を受けている。 だからこの世界に存在する物質では傷一つ付かない。 メーカー族はコアで作られた物でしかダメージを与えれない。 「大方、人間のガーディアンだろ?撃て!」 男の命令と共に兵士達の引き金が引かれた。 飛び交う弾が俺の前で弧を描き逸れる。 「メーカー族だったのか。お前ら弾を返ろ」 男の言葉で兵士達が次々と銃の弾取り替え始めた。 どうせコアで作り上げた弾ってとこだろ? させるか!! 俺は右手を前に伸ばし、横に払うように振り、空中に無数の弾を作り上げた。 「なに?」 男の驚き声と共に弾を俺は一斉に弾き飛ばす、前方に飛ぶ弾は男と兵士に向かった。 5人の兵士には命中したが男の方は両手で弾いた。 それも無意味だよ、弾には電気属性を帯びさせた、しばらく動けないだろう。 「許さんぞお前ら」 俺を怒らせた事、後悔させてやる。
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