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死という物は 重い絶望という重荷を 背負っている 友人の死を迎えた時には 誰もが忘れまいと思うはずだ しかし 数年後には忘れてしまう人も 居るだろう その時には二種類の絶望が 迎えに来てしまうだろう 一種類は 自分が友人の死を 忘れてしまった 自分への絶望 もう一種類は 友人の死を再度 受け入れなければいけない 人の死への絶望 この二種類の絶望を 受け入れるには 涙なくては無理だろう 実際 私は友人の死を見た時 嘘ではないという確信を 持ったとき涙を流した 友人の死を見たとき 私は自分が死を受け入れる時 友人は私の死を 覚えていてくれるだろうか 私は自分の死を 覚えていて貰う為 自分に誇りを持って 生きていきたい  
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