take2.1

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彼女の全てを食べ尽くすのに三日ほどかかり、俺は骨だけになった彼女を見つめた。 彼女は俺の中で生きているのだろうか? 俺は彼女と共に生き続けられるのだろうか? わからなかった。 更に次の日、俺は彼女の骨を彼女の麻袋に入れ、それを持って出発した。 もしかしたら、俺がこうやって彼女の事を思い続ける事が彼女が「生きている」と言う事なのかもしれない。 それならば、彼女は間違いなく生きている。 耳を澄ませばいつでも聞こえる、彼女の鼓動。 強く、確かに──。 俺の中で、彼女の鼓動は今も続いている──。
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