十二月

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おまけ 「そういえば舞瀬、藍姫ちゃんは良いのか?」 「あいつは坂野の家族と一緒に北海道までクリスマス旅行だって。」 「へえ… 仲が良いんだな。」 「元々人懐っこいからな、藍姫は。 あ、それで…」 「ん?」 「あきのことは気にしないで思いっ切りイチャイチャしてね、って言われた。 んで、後で凪の可愛い夜の姿を教えてくれって。」 「それって…… いやっ、舞瀬、それは…っ!」 「まさか。 凪の可愛い姿なんて言う訳ないだろ。 もちろん、俺だけが見るんだから。」 「…それもそれでどうなんだ……」 「でも、嫌じゃないだろ?」 「う…っ……」 「クリスマス楽しみだな。」 「…そうでもなくなったような気が。」 「えーっ!? 嘘だろ?」 「嘘うそ。 ははっ…舞瀬が慌てるなんて珍しいな。」 「あ、笑った…! 破壊力半端ねえよ、凪。」
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