~花嫁になりました~

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「何も本気で殴ることないだろ」 『少しは反省したら』 ホント馬鹿でしょ。 叩いても反省しない。 ルシファーに怒りを通り越して 飽きれてくる。 『そんなことより状況説明を求めるわ』 「あー。簡単にいうと 肉体は、前と全く同じにしてあり 魂を入れたとこまでは よかったのだけど、 魅麗は、世界移動に魂が堪えれなく 一度消滅しかけた。 そこで俺が魔力をゆっくり送り 身体に慣らしていった」 『まぁ、とりあえずありがと それで、この世界について 私の立場、いまいる場所教えてくれる?』 「順番に答えていくと ここは俺の統治している【魔界】の城だ。 他にも【人界】【天界】がある。 世界と言われても 魔族や天使がいて 魔力は誰でも持っていて 人界には魔法学校がある。 他には暴走している魔物を退治したり、盗賊退治なんかしているギルドがあったりするな。」 ルシファーは、一旦話をやめ 私の目を見ながら話し掛けてきた。 「ここからが一番大切なことだ。 魅麗の立場は、俺の【花嫁】だ!!」 『・・・・・・・・・。 とりあえず殴るよ』 意味がわからない。。 いきなり何の説明もなく連れてきて花嫁?? 確かに手は取ったわよ? だけど、それとこれは別! 「ストップ!説明する! 俺が異世界に行ってたのは 暇つぶしなんだが、 魅麗のその思考や魔力に引かれた。 だから、俺の妃になれ!」 もう一発殴るかな。 『なんで、貴方の妃にならないといけないの! 意味わからないことばかり言わないでよ!』 「俺が欲しいと思った! 理由としては、十分だろ!」 俺様なのは知っていたし 気づいていたけど、 まさかここまでとは・・・ だけど、妃になるか、ならないかは別として 立場的には、面白そうじゃない。 ルシファーのことは、どうでもいいけど、 面白い立場なら問題ないわね。 『確認させて。 貴方は、魔界の王で 私が花嫁という立場なら 女王ということよね。 それって、面白いのかしら?』 「全てあっている。 面白いかどうかは、 魅麗の感じかた次第だと思うが 変貌な日常よりは面白いだろう。 魅麗が俺のことをどう思っているかわかる。 それでもいい。 無理やりものにしようとは思わん。 時間ならいくらでもあるのだから お前の心を必ず手にいれてみせる!」 面白い! 俺様な奴だけど、 こう考えの人は好きだわ。 『気長に頑張ってみたら? 簡単にものになるような 安い女ではないけどね』
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