~花嫁になりました~

4/11
前へ
/37ページ
次へ
「他に聞きたいことあるか?」 『そうねー。 私が出歩いていい範囲ある?』 城の中には誰がいるかわからないし 間違えて攻撃されても 洒落にもならないわ。 「後からメイドをつける わからないことはそいつに聞け」 ルシファーは、 部屋から出ていこうとした。 「そうだ。 夕食は一緒に食べるからな。 ゆっくり口説いていくからな!」 『ふふふ。 ルシファーのストレートに 気持ちをいうとこ好きよ』 「///」 目でわかるぐらい 顔真っ赤にさせて黙って ルシファーは出ていった。 可愛いわよね。 嫌いじゃないとは言わないわ。 嫌いじゃない、好きじゃないは、 私にとって存在がないのと同じこと。 嫌いも好きも、 ふとした拍子で反対の気持ちになることがある。 それに、相手に気持ちがあるということは 存在を認めていることなる。 だから私は、 存在を認めている人には 素直に感情を表すことにしている。
/37ページ

最初のコメントを投稿しよう!

23人が本棚に入れています
本棚に追加