プロローグ

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『一頼、今日は何でも買ってやるぞー?』 わぁ、ほんと? 『ええ、欲しい物があったら何でも言うのよ?』 やった!じゃあアレとコレと・・・ 『ま、まてまて。いっぱい買うよりとっておきの物を一つの方がいいんじゃないか?』 えー・・・ 『頼む!この通り!』 ・・・分かった 『よーし!』 『フフ、パパったら』 ―――――――――――――― 人間は後悔の生き物だ 『あそこはああした方が良かったんじゃないか』 『あそこはああするべきだった』 似たような過ちを繰り返しては似たような後悔ばかりを繰り返す まあ、俺は日本人しか知らないんだがな。 『リーダー、例の物の設置が完了したようです』 分かった、お前も配置につけ 『了解』 素直に立ち去る従順な犬 そこらにいるクズ達は金さえあれば群がってくる 雇い主が誰であろうと、仕事の内容が何であろうと
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