第一話

4/20
前へ
/202ページ
次へ
そんな礼央羅とは裏腹に、 夜「大丈夫よ、礼央ちゃん美人だし、何より歌上手いし」 と楽しそうな夜一。 夜「ね、お願い!もう礼央ちゃんしか頼みの綱はいないのよ~!!人助けだと思って、ね?お願い!」 礼「‥‥う」 頼まれるとNOとは言えない礼央羅の性格を知ってか知らずか、夜一は礼央羅にすがりついた。 礼「‥‥いやでも無理で「ね、お願い!」 礼「‥‥‥いややっぱり無「礼央ちゃん」 礼「‥‥‥‥‥。 ‥‥わかりました‥。」 有無を言わさぬ夜一の微笑みの後ろに、何かどす黒いものが渦巻いていたのを礼央羅は見逃さなかった。
/202ページ

最初のコメントを投稿しよう!

849人が本棚に入れています
本棚に追加