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これは僕と祖母とのあの夏休みの話し… 『しゅう!しゅうや!』 またはじまった… 僕…修也は海の幸が有名なだけの田舎町の高校2年生だ。 あの声…少ししわがれたあの声は僕の祖母、春江の壁越しに聞こえたものだ。 正確には天井を杖でこずく音も響いていた。 あの時はまだ知らなかった、この夏休みが僕にとってあんなに大きな意味をもつ事を…
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