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母「直、東京のiプロの寮に引っ越しするの。それで、転校しなきゃいけないの。」
直「えっ?いつ?」
母「一学期いっぱいよ。苦心して受かった高校だから、3年間通わせあげたかったんだけどね。」
直「分かった。それでどこの高校に?」
沢田「星野高校。芸能人が通ってる高校っていうイメージあるけど、一般の子もいるから。先輩や同級生いるから、聞いてみたら。」
倫太「僕と幸成、正に蒼真は、2年生です。」
正は、蒼真の横にいる白い服の少年。
直「えっ?蒼真くんって、私より1つ年上?同級生かと思ってた。」
幸成「プッ。蒼真、先輩には見えないって。」
蒼真「ちびっこ幸成くんには言われたくない!」
幸成「誰が、ちびっこ?蒼真には、勉強教えてあげない。」
蒼真「それだけは勘弁してください。幸成様。」
幸成「蒼真は、そうでなきゃ。ボクに逆らうなんて100年以上早い。」
蒼真「ブラック幸成が出てきたよ。」
幸成「何か言った?」
蒼真「いえ、何も。」
その笑顔、怖いっす。
倫太「この2人は、直ちゃんの同級生。」
?「石田秀明です。」
?「小宮海です。」
幸成「直ちゃん、この2人は、直ちゃんと同じ境遇だよ。」
直「私と同じ境遇!?」
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