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そんなこんなでやってまいりました福岡。
学校にはちゃんと母が言っていたらしく、転校先の学校も決まっていた。
いやいやいや!
知ってたのなら何故そこに触れなかった担任よ!!
転校先は県立の紅桜高等学校。
新しい制服を身につけ、鏡の前に立つ。
意外と可愛いぞ、制服が。
今日から学校。
友達できるかなー。
ワクワクしながら学校に父が送ってくれた。
職員室まで送ってくれることになり、父の後ろをついていった。
「ついたぞー。」
父が言ったと同時に扉が開き、中から男の人が出て来た。
「ん?…あぁ、転校生か。」
私を見下ろして呟く男の人に父が「お前の担任だ。」と教えてくれた。
「俺はお前の担任の赤西だ。」
「如月っす。」
互いに自己紹介をしてさっそく教室に案内してもらうことに。
父と別れて教室に行く途中、「個性的だが引かないでやってくれ。」と言われた。
頭にハテナを飛ばしながら教室に着き、扉を開けた。
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