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「なんだ、その【シャチョー】というのは?」
「さあ?私にはよくわかりませんが、私も 先発隊の者もすべて 司令官の事は【シャチョー】と呼ぶようにとの事でございます。」
「まあ 良い。我々の使命は この星を奪い取る事だ。忘れるな。さあ 行こうではないか。」
我々は スルスルス星人。私達は 故郷のスルスルス星で 平和に暮らしてきた。争い事の嫌いな我々は 誰とも仲良くし過ぎた結果 過剰な人口密度のため これ以上 子孫を殖やす事が できなくなってしまった。
「はるか昔 わしがまだ若いころ ワープ場所を間違えて《むーん》という小さな星に着いてしまった事があってな。そこから見た《地球》という青い星。あの美しい星に 移住したらどうじゃろう?」
長老の言葉で 私の部隊は 調査に乗りだし、先発隊が潜入した。彼らは《にっぽん》という島で 私達を迎えてくれた。
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