過去編 第1話

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少女の格好は研究所にいた時より、綺麗なシャツを1枚着ている。 サイズが大きいのか この1枚で太股まで隠せるくらいだった。 そして眼には包帯は巻かれていない。 紅い血の色をした瞳は、手を引かれながらも回りを見渡す。 研究所より広い廊下に綺麗な絨毯。 そして明るい光。 そこを少女は裸足で歩いていた。 ルッスーリアは一つの大きな扉の前に立ち扉を開く。 「ボスぅ連れてきたわよぉ~♪」 意気揚々と言うルッスーリア。 扉の向こうにいる、 ボスと呼ばれてた顔に火傷のある男と金髪の男の子。 そして自分と一緒の色をした髪の男がいた。 ボスと呼ばれてた男の夥しい殺気に当てられ、びくんと少女の肩が上がり、 ルッスーリアの後ろに隠れる。 「あらん♪」 「おねぇ・・・ちゃん・・・」 自分より背の高いルッスーリアを見上げる。 その為自然にも上目遣いになるわけで、 そう呼ばれてたルッスーリアは顔を輝かせ抱き付いた。 「んもぅ!かわいいんだからぁ!!」 ルッスーリアは少女の頬に頬ずりをした。 「うお"ぉ"い!おま「もうボス!殺気でこの子が怖がってるじゃない!!」 ルッスーリアは銀髪の言っている事を無視し、少女わ椅子に座らせた。
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