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少女の格好は研究所にいた時より、綺麗なシャツを1枚着ている。
サイズが大きいのか
この1枚で太股まで隠せるくらいだった。
そして眼には包帯は巻かれていない。
紅い血の色をした瞳は、手を引かれながらも回りを見渡す。
研究所より広い廊下に綺麗な絨毯。
そして明るい光。
そこを少女は裸足で歩いていた。
ルッスーリアは一つの大きな扉の前に立ち扉を開く。
「ボスぅ連れてきたわよぉ~♪」
意気揚々と言うルッスーリア。
扉の向こうにいる、
ボスと呼ばれてた顔に火傷のある男と金髪の男の子。
そして自分と一緒の色をした髪の男がいた。
ボスと呼ばれてた男の夥しい殺気に当てられ、びくんと少女の肩が上がり、
ルッスーリアの後ろに隠れる。
「あらん♪」
「おねぇ・・・ちゃん・・・」
自分より背の高いルッスーリアを見上げる。
その為自然にも上目遣いになるわけで、
そう呼ばれてたルッスーリアは顔を輝かせ抱き付いた。
「んもぅ!かわいいんだからぁ!!」
ルッスーリアは少女の頬に頬ずりをした。
「うお"ぉ"い!おま「もうボス!殺気でこの子が怖がってるじゃない!!」
ルッスーリアは銀髪の言っている事を無視し、少女わ椅子に座らせた。
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