第2話

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さて私は全て話した・・・ 私を殺す? 兄様に会う願いは叶ったし悔いはない。 あなたが自爆しろと言うなら自爆する。 心臓をもぎ取れと言うならもぎ取る」 少女は静かに自分の心臓がある辺りを触った。 「どうしたらいい?」 少女は言った。 部屋に静けさと冷たさが残った。 「お前ウ"ァリアーに入れ」 ザンザスは言った。 そんな言葉を掛けられて唖然とする少女。 「王子は賛成だよぉ~」 「私も賛成よん♪」 自称王子とおねぇちゃんは言う・・・けど 「私みたいな化け物が入って・・・いいの?」 少女は躊躇する。 「お前は化け物じゃない。ただのガキだ」 ザンザスは凛とした声で言う。 少女は華のような笑顔になりザンザスに飛び付いた。 「ボスありがとう!!」 そして少女はザンザスの頬にキスをした。
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