過去編 第1話

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廊下から漏れる光が部屋を差す。 薄暗く不気味なもの。 「う"お"ぉ"い! お前・・・両親を殺さなくていいのかぁ?」 躊躇しているのか青年が問う。 「私の両親ね、殺されたらしいの。 私の実の兄ね、 それを聞いた時本当に嬉しかった。 その人はね・・・ボンゴレ特殊部隊、ウ"ァリアーの幹部に居るらしいの。 凄いよね」 青年は驚き少女を凝視した。 「うお"ぉ"お"いぃ"!!! そいつぁ・・・お前の兄はウ"ァリアーの幹部に居るのかぁ?」 青年は椅子から立上がり言った。 「そう聞いた。 本当はね・・・私は兄様に人目会って死にたかった・・・ でも私は今殺されるから願わぬ希望」 「そいつの名はなんだぁ」 少女は言った。 「S・スクアーロ」 青年はまたも驚き動けなかった。
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