コンと愉快な仲間の神倒し

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「もしや、皆を不死にしようと考えてたのですか?」 スゴいな、何故分かったんだ。 驚きつつも、私はその通りだと肯定する。 それを見たウルは何だか決意したように、口を開く。 「お願いがあります。どうか、不死にするのは私だけにして欲しいのです」 「何故?」 「不死とは自然の理から外れる事。それは、とても辛い事なのです。だから、私が不死になるので、皆は今のままにして欲しいのです」 それは切実な願いだろうか? 甘んじて自ら辛い道を選ぶのを願うなんて。 大切な仲間が、大切故に失うのは辛いはずなのに、確定した辛い事実を受け入れると。 それは切実な願いだろうか? 違う、彼女は嘘を吐いている。 私を気遣って嘘を吐いている。
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