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それからいくら無視しようが冷たくしようがこいつは話し掛けてくる。
そんな隼に徐々に心を許し、どこか居心地がよくなったのも事実 。
「わぁーたよ。んで、なんかようか?」
どこか、めんどくさそうに聞く水波に隼は「宿題教えてくれ!!どうせやってないから写させろってのも無理だろ?」っとムカつくぐらいの笑顔で言ってきた。
「お前…今から教えたとして、間に合うか?無理だろ?他のやつに写させてもらったほうが早いと思わないか?」
そうやって助言してやると「あぁ…」と手をポンッと叩き、ピュンッとどこかへ飛んでいった。
そんな様子を見て、少し微笑むと、しばらく、窓から外を眺めるのだった。
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