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「俺様はそれをお前に教えてやることが出来る。」
願い事も叶えてくれて、未来まで教えてくれる魔神がどこにいんだ?
「や、それは教えてもらった方が有難いけどさ。」
未来を知ってたらどんな未来でも、魔神の力で変えれるってことだろ?
聞くしかねぇだろ。
「どんな未来か知りたいか?聞いて後悔することになるかも知れないんたぞ?」
…なんだよ。ビビらせんなよ。
「どういう意味なんだよ。」
俺の未来を知ってる魔神にそう言われると、やっぱり腰が引けてしまう。
「それは答えられない。俺には知りたいか知りたくないか、洋輔の意思を聞くしか出来ないからな。」
魔神は、あっけらかんと意味深なことを答えた。
「…あぁ。俺は未来が知りたい。」
どうせなら自分に、楽で楽しい未来を持たせたい。
「分かった。」
なんだかすごいドキドキしてきたぞ。
「洋介、お前は死ぬんだ。」
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