俺と煙草とちっさい魔神

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「俺様はそれをお前に教えてやることが出来る。」 願い事も叶えてくれて、未来まで教えてくれる魔神がどこにいんだ? 「や、それは教えてもらった方が有難いけどさ。」 未来を知ってたらどんな未来でも、魔神の力で変えれるってことだろ? 聞くしかねぇだろ。 「どんな未来か知りたいか?聞いて後悔することになるかも知れないんたぞ?」 …なんだよ。ビビらせんなよ。 「どういう意味なんだよ。」 俺の未来を知ってる魔神にそう言われると、やっぱり腰が引けてしまう。 「それは答えられない。俺には知りたいか知りたくないか、洋輔の意思を聞くしか出来ないからな。」 魔神は、あっけらかんと意味深なことを答えた。 「…あぁ。俺は未来が知りたい。」 どうせなら自分に、楽で楽しい未来を持たせたい。 「分かった。」 なんだかすごいドキドキしてきたぞ。 「洋介、お前は死ぬんだ。」 .
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