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何事もなく授業も終礼も終わり、帰路につく。 もうちょっとで私の発表だった気がする。そろそろ準備を始めないといけないな。 そんなことを考えているうちに家に着いた。 「おかえり。ご飯もうちょと待ってねー。」 「ただいまー。できたら呼んで。友里と電話してるから。」 そういって二階の自室に向かった。 友里は小学校からの友達で、高校は別の学校に進学したが今でも時間が合えば電話で話をする仲だ。 「---でさー、体育の先生がキレて授業途中からなくなったの。跳び箱嫌いだしラッキーみたいな?」 『うっそー、いいなー!こっちそういうの全然ないよー。』 友里と他愛ない話で盛り上がる。 遠くでテレビの声がする。友里はいつもテレビを付けながら電話をするのだ。
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