東方能力法則

『変わる』と『程度』

｢じゃ、じゃあ普通の人より打たれ強いのも神器も無いのか！？｣

｢ええ、そんな事出来ないわよ｣

｢総領娘様、打たれ強いのは････｣

｢あぁ、そういえばスペカを使えば出来たわね
訂正、一定の間なら打たれ強くなれるけど神器は使え無いわ
ていうか、神器って何？｣

天子････天人は俺の知ってる天界人とは違うみたいだ
打たれ強いのも天子だからこそ出来るみたいだし全ての天人が出来る訳では無さそうだ

神器についてはサッパリみたいだから一回見せてやるか
その方が早いし

｢神器というのは天界人なら誰でも使える技の事だ
まぁ、見せた方が早いだろう。 『快刀乱麻(ﾗﾝﾏ)』｣

俺は天界力をコントロールして『快刀乱麻(ﾗﾝﾏ)』を小さくし刀程度の大きさにした

｢｢右手が刃物になった！？｣｣

天子と衣玖はビックリしてる
取り合えず気分が良いからもう１つみせるか

｢もう１つ見せてやるから窓の外を見てろよ
『唯我独尊(ﾏｯｼｭ)』｣

俺は安全そうな場所に『唯我独尊(ﾏｯｼｭ)』を出現させる

｢あっ！ 顔の付いた四角い物体が出てきた！｣

｢それよりも、あの噛みつく力、かなり強力そうですね｣

｢今のは『唯我独尊(ﾏｯｼｭ)』で四ツ星神器
で、最初にやったのが三ツ星の『快刀乱麻(ﾗﾝﾏ)』だ｣

｢へぇ～、面白い技が使えるのね
それで、三ツ星とか四ツ星って何？｣

何か純粋に良い反応してくれるから気持ちが良い
披露したかいがあるってもんだ

｢星とは天界人のレベルの事だ
レベルは一ツ星から十ツ星まである
そして各レベルになると使える神器も増えるんだ
一ツ星から言うと、
『鉄(ｸﾛｶﾞﾈ)』
『威風堂堂(ﾌ-ﾄﾞ)』
『快刀乱麻(ﾗﾝﾏ)』
『唯我独尊(ﾏｯｼｭ)』
『百鬼夜行(ﾋﾟｯｸ)』
『電光石火(ﾗｲｶ)』
『旅人(ｶﾞﾘﾊﾞ-)』
『波花(ﾅﾐﾊﾅ)』
『花鳥風月(ｾｲｸ-)』
『魔王(ﾏｵｳ)』
の順にな。
因みに俺は六ツ星だから『電光石火(ﾗｲｶ)』までしか使えない｣

｢へー、天界人って面白いのね｣