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「・・・・・ハッ!」
寝てたわりには爽やかに目が開く
眠気などは一切なく、むしろ清々しい
「蓮~、お風呂空いたから入ってきていいわよ~」
突然、扉の向こうから天子の声が聞こえる
俺が『変わる』と対話してた間に風呂の準備が出来ていたみたいだ
───自分の好きなように生きろ
あの『変わる』に言われた言葉
俺は改めて意識する
俺の好きなように生きるというなら、俺はこう生きるぜ
「あぁ、今すぐ入ってくるよ」
勢いよく扉を開けると、目の前にタオルを頭にかけ、髪がまだ滴が垂れているパジャマ姿の天子が立っていた
「あら、機嫌がいいのね」
「まぁな。 そうだ、明日からもっと幻想郷の事教えてくれないか?
俺、これからお世話になる世界の事をよく知っておきたいんだ」
「え、えぇいいわよ」
天子は俺の先程とは打って変わった勢いに押されたのか、少し後退りしてる
「よっしゃ、ありがとな天子」
俺はそれだけ言うと、風呂に向かった
これが、俺の人生
これが、俺らしい生き方だ
元気良く、負けず嫌いで、勢いにまかせて行動する図太さ
これが、天界人である多田 蓮の生き方だ!
新たな幻想郷ライフ、好き勝手に生きてやるぜ!
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