博麗 霊夢

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「今日だけどさ」 「ん?」 朝食の美味しさを堪能してると天子が急に話しかけてきた 「幻想郷の事をもっと教えるから人里と博麗神社に行くわよ」 「そのチョイスの理由は?」 衣玖の話では幻想郷には冥界や魔法の森など、名前からして興味が沸く場所が多かった 出来ればそういう所に行ってみたい 「人里には食材の購入兼、この先蓮がお世話になるだろう人への挨拶 そして、博麗神社は絶対お世話になるだろうから行く これ以上に理由はいるかしら?」 「いや、結構だ」 という事は、このチョイスは俺がこの先お世話になる可能性が高いから知り合っとけという事か まぁ、幻想郷に来てまだ右も左も分からない状態だからしょうがないか 「さて、食べ終わったら出かける準備をしなさい すぐ行くから」 いつの間にか食べ終えていた天子が食器を持ち、俺に言った 俺の皿にはまだ結構残ってる 少しペースを早めて食べないとアカンな 「さて、準備は出来たかしら?」 何とか朝食を早く済ました俺は外に出ていた 準備と言われても特に何も無いのが現実だから準備もクソもない 「さて、行くわよ。 付いて来なさい」 そう言うと天子は歩きだした 俺は置いてかれないように付いてく
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