幻想入り

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「あ~、暇やな」 俺は多田 蓮 負けず嫌いな天界人や ちょっと前に勝手に能力者バトルみたいな大会に勝手に参加させられたんだが 最近、カスい能力者しか喧嘩を振ってこん ぶっちゃけ、最初から大会の優勝賞品である『空白の才』は興味の一欠片も無い かと言って負けるのも嫌やから今でもこうやって未だにバトルに参加してる状態なんやけどな それに、今では暇潰しに利用させてもらっている 「やっと見つけたぜ」 「ん?」 気が付くと二人の少年に挟み撃ちされていた 「お前ら何か用か?」 「用も何も、お前を潰しにきたぜ」 「へぇ、挟み撃ちの喧嘩か。 いいぜ、そのぐらいのハンデがあった方が面白れぇ!」 「んだとコラァ!」 「俺達を舐めんじゃねぇぞ!」 こりゃまた勢いのあるDQNだ 「じゃあ、俺をガッカリさせるなよ! 『電光石火(ライカ)』」 「「き・・・・消えた!?」」 「後ろがら空きだぜ?」 「!?」 ライカで前方の少年の背後に一気に回り込んだ後、少年の振り向き様に顔面に向かって拳を叩き込んだ 「がっ!」 「アニキ!?」 「じゃあなカス共。 『鉄(クロガネ)』」 そういえば、俺の能力を言ってなかったな 俺の能力は・・・・ 「なっ!?」 『単数を複数に変える能力』だ 「鉄の玉が2つに増えy(ギャ-」
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