始まり

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ーそれは突然やって来たー 父「今日から家族が増えます。」 俺「‥はぁ?」 オヤジからの突然の一言。 そら間抜けな声しかでぇへんわ。 父「母さん、連れてきて。」 母「はいはい。ほら月(ユエ)ちゃん入って。」 そう言って入ってきた母の左手には 月と呼ばれた小さい女の子がいた。 俺「可愛い子やなぁ‥ってちゃうやんっ!!」 父「お前‥月ちゃんが可愛ないゆうんかっ!!」 俺「そこやないわっ!いきなり家族増えるて何がどうなってこうなったんやっ!」 テンパって口調が荒なる。 父「月ちゃんは訳あって今日からうちの子なったんや。訳は‥まぁそのうちに‥」 俺「端折ったアカンとこ端折んなや!クソジジイ!!」 父「何やと‥?もっかいゆうてみぃ!!ドグサレ息子がっ!!」 罵り合いが始まりだしたその時 月「‥グスッ‥」 ‥泣いてる‥? 母「アンタらええ加減にしぃ!!月ちゃんが恐がってるやんかっ!!!」 俺・父「‥スミマセン‥」 オカンに一喝されて2人揃って意気消沈w 月「グスッ‥グスッ‥」 何か‥めっさ罪悪感っ!! 父「あー‥何し今日からお前はこの子の兄貴や。ちゃんと面倒みたりや。」 母「そうやで。取りあえずまずは月ちゃんに謝り。」 そう促されて←罪悪感もあるしなw 俺は月の前まで移動し、しゃがんで 月の目を見る。 俺「恐がらせてごめんな。」 そう言いながら月の頭を優しく撫でた。 月「‥うん。」 そう呟くと涙の残った顔で笑った。 俺「‥‥!!」 めっさ可愛いやないかぁっ!!!(*´Д`*)w とまぁこれが俺五十嵐 虎(イガラシ タイガ)←この時15歳 と妹月←この時3歳 の最初やった(´ー`)
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