*透明な出会い*

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40分後。 「ママ~。 さっき、パパから電話あってね、今日は遅くなるからご飯いらないんだって。」 お風呂から上がってきた私の元にそう瑠美が報告にきた。 「そう…」 晩ごはんがいらないという連絡をこんな時間にしてきても… 途端に不機嫌な気持ちになってしまう。 それでも、まだ連絡してきただけでもマシなほうだ。 そう思い直して、優斗の分の肉じゃがと小松菜の煮浸しと煮魚を冷蔵庫へとしまった。
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