深夜の訪問者

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「はっはっ…ふぁっ!?」 胎内で引っかかっていたビー玉が取れたのか男は自分の内側の感覚に驚き、息を詰めた 「力入れんなっつーの!…おし、降りてきた」 埋められた2本の指を掻き回し、指先に触れたビー玉を体外への排出へ誘う 「あっ!あぁ…」 硬質だが内壁を擦り降りてくるビー玉に、排泄に似た快感を感じる男は再び艶やかに喘ぎだした 彼女は気にする様子もなく、早く終わらせたいとばかりに掻き出している 「あぅっ!はぁん…」 「はーい、力んでー」 直腸内まで4つのビー玉が降りてきたことを確認すると、埋めていた指を抜き去り、軽く男の腹を押す ぷちゅっぷちゅ、と卑猥な排泄音とともに泡立ったローションが流れ出る 「あっ!出ちゃうっ!やだっ!」 括約筋のところまで降りてきたビー玉に排泄欲を刺激されるが、嘆願した身といえど排出を見られたくないという本能か逆に力を入れて出口を狭めている 「んっとにっ!出すために来たんだから力入れんなっ!」 「ひぃっ!」 パァンと乾いた音が浴室内に響いた 苛々が頂点に達したのか彼女は口早に文句を言うと強めの力で男の太ももを平手打ちしたのだ 一瞬だけ強張った男の体はすぐに弛緩した 「あ、あぁあっ!」 プチュリ、コロンと排泄されたビー玉4つが床を転がる 男は擬似排泄に感じたのか、それとも平手打ちに感じたのかまた白濁を放っていた †
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