深夜の訪問者

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男が帰り浴室を片付けた彼女はベッドで横になりながらため息を零した 「ふぅ…あと3時間切ったよ…」 時計を見ながら気怠げにつぶやいた彼女は携帯を取り出し電話をかける 「あ?それはこっちの台詞、テメェの恋人の管理くらいキッチリやれっつーの!異物挿入プレイやんのは止めやしないけど、最初から最後まで面倒みろよ?今あの子は3日の便秘と浣腸液に苦しんでるから、さっさと行ってやって!長い間待たせると出せない苦しさで発狂するかもよ?あと、ヤるのは最低でも明日以降ね、体調悪そうだし盛られても無理やり寝かしつけること!水分は多めに取らせて、明日は1日安静!それでもダメなら医者に行きな…それと、約束は守ってんだろうな?セーフティーセックスのためにゴムは必須、洗浄・性交の後は間を1日以上開けること!括約筋鍛えても肛門本来の機能は排泄なんだから!それ以外は口なり手なりで互いに吐き出しあってろ!」 一気にまくし立て通話を一方的に終了し、彼女は再びため息をついた 「文章だと萌えんのに、現実は酷く面倒臭い…つか、なんでゲイカップルの下の世話までしなきゃいけないのか…」 白み始める東の空に脱力しながら電気を消し、しばしの休眠をとるべくベッドに横たわった †
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