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やがて俺は小さな路地に入り込む。
一本道の小さな路地で、ゆっくりと歩みを進めると、その先は行き止まりだった…。
「…参ったな。」
小さなため息をつきながら、俺は辺りを見渡す。
その路地はアパートとアパートの間にある路地で余り光が入らない足場の悪い暗がりの路地だった。
こんな所に居てもしょうがない。
俺は戻ろうと振り返り、足を進めた、まさにその時だった…。
「……此処で何をしているの?」
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