1話

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サンはフンと鼻で 笑ってからまた 舞を踊り出した 「サン地上の声聞いてるの?みんな暑い暑いっていってるよ-」 「そうだぞ-」 「だったらウィンディが風をおこしてやればよかろう」 双子を横目で見ながら サンは言った ウィンディは ちょっと嫌そうな 顔をしながら 「え-そうなると俺あんたと踊らないといけなくなるじゃん」 と不服そうに言った それにサンは 「なんだその言い草は、私と踊るのはそんなに嫌か?」 「だってあんたの舞暑苦しいんだもん」 「なっ!私の舞のどこが暑苦しいと言う!」 サンはウィンディの その言い草に 腹を立てて舞を 止めたそして ウィンディのところ にきて 「なんだよ、舞止めてこっちきて」 「さっきの暑苦しいは撤回しろ。私は優雅に舞っているのだ。決して暑苦しくはない!」 「はっ優雅にってのは俺とクロウの舞のことを言うんだよ。な?クロウ?ってあれ?」 クロウがいるであろう 方をウィンディが 見るとクロウは いなく 一人中央で舞っていた 「お-いクロウなにやってるんだよ-」 ウィンディは 一人で舞っている クロウの近くへと 走っていった
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