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サンはフンと鼻で
笑ってからまた
舞を踊り出した
「サン地上の声聞いてるの?みんな暑い暑いっていってるよ-」
「そうだぞ-」
「だったらウィンディが風をおこしてやればよかろう」
双子を横目で見ながら
サンは言った
ウィンディは
ちょっと嫌そうな
顔をしながら
「え-そうなると俺あんたと踊らないといけなくなるじゃん」
と不服そうに言った
それにサンは
「なんだその言い草は、私と踊るのはそんなに嫌か?」
「だってあんたの舞暑苦しいんだもん」
「なっ!私の舞のどこが暑苦しいと言う!」
サンはウィンディの
その言い草に
腹を立てて舞を
止めたそして
ウィンディのところ
にきて
「なんだよ、舞止めてこっちきて」
「さっきの暑苦しいは撤回しろ。私は優雅に舞っているのだ。決して暑苦しくはない!」
「はっ優雅にってのは俺とクロウの舞のことを言うんだよ。な?クロウ?ってあれ?」
クロウがいるであろう
方をウィンディが
見るとクロウは
いなく
一人中央で舞っていた
「お-いクロウなにやってるんだよ-」
ウィンディは
一人で舞っている
クロウの近くへと
走っていった
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