襲撃翌日

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翌日 校舎へ入ると、 罵声が聞こえた。 『誰だ??二人じゃない。』 教室へ行くと予想通り。 喧嘩しているバカ達が。 「なんでバレてんだよ‼」 「仕方ねぇだろうが‼」 『何故バレたのを知ってる?』 『…!!…反町だ!!』 口が軽く頭が悪く、 5年と仲が良い奴。 『あいつ…!!』 その日の昼休み。 「反町っ!!」 『ゴッ!!』 手作りのメリケンをつけ、 思いっきり、背中を殴った。 倒れた反町をトイレに連れ込み、 仲間に頼みトイレの ドアを押さえる 「テメェ!!なに喋ってんだ!」 酷い決めつけだ。 そう思った奴も少なく なかったとおもう。 でも、俺の勘は合っていた。 「…悪かったよ。」 「うるせぇ!!」 俺は普通の靴を、 上履きにしていた。 先の硬い靴。 気にせず思いっきり蹴った。 背中を。 「ァァ…」 「…ナメんなよ。」
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