幻想への神隠れ

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ピピピッピピピッピピピッカチッ 少年「眠いし時間あるからまだ寝てよ。」 明らかに少年は遅刻フラグの台詞を言い寝る体制に入ってしまった。 しかし… 母「何時まで寝てるのよ。早くしないと遅刻だよ。」 少年「分かったよ。」 少年は寝ようとしたが、呆気なく母に起こされてしまった。 母「おはよう朱、目は覚めた?」 朱「おはよう。」 母「あっ、それと15歳の誕生日おめでとう。」 朱「ありがとう。」 少年は朱と言う名前で今日が15歳の誕生日である。 朱「父さんは?」 母「下に居るわよ。それと急いで支度しなさい。」 朱「はいはい。」 朱は母に言われると、慣れた手つきで制服に着替え、今日の授業の荷物を鞄に入れて食卓がある下の階に降りた。 下には既に母が居て朝食を並べていた。そして父が新聞を読みながら朝食が並ぶのを待っていた。
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