―恋ゴコロ―

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************ 放課後。 本来の俺なら帰っているのだが、クリパが刻々と迫っている今、そうは問屋が卸さない。 小恋のもう一つの仕事である、音楽制作を手伝っていた。 「こんな感じかな?」 「いいね。もう少しアレンジ加えてみよう」 亮も手伝ってくれているので、非常に助かる。 イケメンで音楽も勉強も運動も出来たら、あとは何もいらないよなぁ。 「義之、どうした?」 「ん、お前に天地の差とジェラシーを感じていた」 「何だそりゃ」 ふ、その内貴様を地獄送りにしてやる。その時まで待っていやがれ。
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