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放課後。
本来の俺なら帰っているのだが、クリパが刻々と迫っている今、そうは問屋が卸さない。
小恋のもう一つの仕事である、音楽制作を手伝っていた。
「こんな感じかな?」
「いいね。もう少しアレンジ加えてみよう」
亮も手伝ってくれているので、非常に助かる。
イケメンで音楽も勉強も運動も出来たら、あとは何もいらないよなぁ。
「義之、どうした?」
「ん、お前に天地の差とジェラシーを感じていた」
「何だそりゃ」
ふ、その内貴様を地獄送りにしてやる。その時まで待っていやがれ。
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