二律と背反

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あー 住む家考えてなかったのですね… しばらくは宿に泊まりました、まあ家なんて雨が凌げて寝れればそれでよいのですが というわけで王都のギルドに来ました。 簡単にギルドの説明しちゃいますね、 まずギルドとは民営のなんでも屋です 採取の様な雑用もあれば、討伐や暗殺などもあるわけです 依頼主からの依頼を、仲介業者のギルドが末端の私達ギルド員に回す流れですね ここで重要なのが先にも言ったギルドが民営な所で、報酬は依頼主からギルドに半分、ギルド員に半分です 後は国の騎士団と中が悪い、理由としては騎士団方からは「国を守るのは我らの仕事」等の討伐系の実戦の仕事が減ったが理由、 ギルド側は「騎士団の態度が気にくわない」等の騎士団を落ちた者や貴族嫌いなどである たまに有能なギルド員が騎士団に、スカウトを受けることもありますけどね ギルドは王都を親に、各街や国外に子ギルドがあり、登録ギルド員は何処のギルドでも依頼を受けれる。 各ギルドにはギルドマスターがおり、これはギルド中でそれなりの強さがないと受けれない 基本ギルドマスターはSランク以上でしかなれない 説明はこれくらいでいいでしょうか… 私が王都ギルドこと「アフター」に入ると周りの人が挨拶をしてくるので私は軽く返す、 ちなみに今の服装は頭に黒いタオルを巻き目には包帯をしてます、 軽い変装です、ちなみにこの包帯はかなり上位のアイテムなんです、これは巻いた所を「元通りにする」という効果がありまして、例えば腹をえぐり取られても巻けば臓器を含めた場所のダメージをなかったことにする古代魔法アイテムです、 手に入れた場所は遺跡の最深部にいた敵から剥ぎ取りました。 デメリットは巻いたとこはあくまで「なかったこと」にしたため、傷やダメージは回復しないとこ つまり包帯をとったら、腹の穴はそのままなわけです
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