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穴の中はやっぱり真っ暗だった。
地に足が着くことはなく、ずっと浮いた状態だ。
さっき入った穴はなく、ただただ暗い。
出口はどこだろう…。
しばらくさ迷っていると、一筋の光が見えた。
出口はあそこか!
僕は手を伸ばし、必死に出口を目指した。
もう少し!!
徐々に穴が見えてきた。
その穴に迷わず飛び込む。
眩しくて思わず目を瞑(つぶ)った。
目を開けると、そこはさっきまでいた教室ではなかった。
変な機械がたくさん置いてある場所に来てしまった。
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