離さないで NU

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…いつの間にか泣いてたらしい。 「ちょ、たっちゃん? 俺、何か酷い事言った?」 焦ってオドオドして聞く雄一は もうパソコンの方なんて向いてなくて。 椅子をくるりと回して、こっちを向いていた。 俺はその膝にのっかった。 それで雄一の首に手を回して言った。 「あのねっ、俺ホントに寂しかったの! 雄一は全然構ってくんないし 触ってもくんない! もっとイチャイチャしたいの! 家の中でなら、いーじゃん! もー、ずっとちゅーしたいよ! …それにえっちもしたいよぉ。」 もう恥じらいなんてなくて。 ただ、心の中を包み隠さず 泣き叫ぶ様に言った。 すると雄一は俺の頭を撫でながら口を開いた。 「じゃあさ、1人でシて? 俺、見てるから。」 …中丸さん? あなたサラッととんでもない事 言いましたね?
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